台風20号は沖縄から本州の南へ
台風20号は沖縄の南で小さいながらも暴風域を持つ台風となりました。
きょう午後3時現在の勢力は、中心気圧990hPa、最大風速30メートル、最大瞬間風速40メートルとなっています。
このあとあす日曜日にかけて、暴風域を維持しながら沖縄本島の南へ進む予想で、その後は予報円の真ん中を予想通りの勢力で進むと、次第に勢力を弱めながら、月曜日にかけて沖縄本島の東を北東へ進む見込みです。
そして火曜日には西日本の南海上で温帯低気圧に変わる予想ですが、秋雨前線と一体となりながら本州付近へ接近するおそれもあり、火曜日頃は東日本や西日本で大雨となる可能性もあります。最新情報にご注意下さい。
台風21号が発生へ
タイトル画像にもあるとおり、日本のはるか南東の海上に熱帯低気圧が発生しています。
そして気象庁からこの熱帯低気圧が24時間以内に台風に変わる見込みとの情報が発表されています。現在沖縄の南にある台風20号に次ぐものですから、発生すれば台風21号ということになるでしょう。
予想天気図では、きょう午前9時では熱帯低気圧(TD)ですが、あす日曜日の午前9時には台風(TS)に変わる予想となっています。
来週はもう10月も下旬に入るため、日本付近へ近付く可能性はかなり低い季節になりますが、少し気になる進路予想もあります。
JTWCの予想では?
あくまでも参考ですが、米軍合同台風警報センター(JTWC)の予想では、新たに発生する台風が29℃以上ある暖かな海面上で発達しながら北西方向へ進み、来週の後半、木曜日頃には北緯20度を越え、日本の南へ進んでくる予想です。
この時点の最大瞬間風速は55メートルで、強い台風並みに発達している予想です。
時期的には、このあたりからだんだん北東へ曲がっていく進路になると思われますが、念のため、発生したあとの気象庁の進路予想にご注意下さい。
2019-10-19 07:51:00Z
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