保存食活用 ”3種の神器”は冷凍野菜、乾燥ワカメ、魚の缶詰「おうち太り解消レシピ」第4回 - 中日スポーツ・東京中日スポーツ

さんまのかば焼き絶品汁

さんまのかば焼き絶品汁（味の素KK提供）

　外出を控える暮らしが続き、頻繁にお買い物もできず、生鮮食品を買うのをためらってしまった…。第4回はそんなあなたに贈ります。テーマは保存食の活用術。栄養もきちんと取れてトップアスリートも実践する料理法やレシピを紹介する。

　「味の素ビクトリープロジェクト」の管理栄養士、鈴木晴香さん（30）が、お薦めする食材は冷凍野菜。最近ではブロッコリーやホウレンソウ、カボチャなど種類も豊富だ。あらかじめカットされているものが多く、そのまま汁物や炒め物にできる時短食材でもある。鈴木さんは「熱を加えるなど加工の過程で損失する栄養はあるけれど、火を通すことで生野菜よりも多くの量を食べられるので、冷凍野菜は使うべきですね」と力説する。

　乾燥ワカメもそのままみそ汁やスープに入れられるので、非常に便利だ。鈴木さんが栄養指導するアスリートの中には、海外での遠征先に乾燥ワカメとゴマを持って行って、スープに入れて食べている人も多いそう。タンパク質摂取には魚の缶詰がお薦め。「さばやツナを活用してもらうといい。カロリーが気になる人、太りやすい人は水煮タイプを選ぶのもいい。油漬けでないものを、どんどん使っていただけたら」と鈴木さん。

　冷凍野菜、乾燥ワカメ、魚の缶詰。この「3種の神器」を台所にストックしておいて損はない。

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　◆さんまのかば焼き絶品汁◆

　【材料】（2人分）

　・さんまのかば焼き缶1缶

　・ジャガイモ2分の1個

　・キャベツ1枚

　・にんじん4センチ

　★水1.5カップ

　★「ほんだし」小さじ1

　・みそ大さじ1.5

　・小ネギの小口切り少々

　【作り方】

　（1）さんま缶はたれを半分くらいきる。ジャガイモは薄い輪切り（大きければ半月切り）、ニンジンは短冊切り、キャベツは一口大に切る。

　（2）鍋に★とさんま、ジャガイモ、キャベツ、にんじんを入れ、煮立ったらアクを取る。3分ほど煮て火を止め、みそを溶き入れる。

　（3）器に盛り、小ネギを乗せる。

（協力＝味の素KK）

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May 22, 2020 at 08:34AM
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