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Monday, October 12, 2020

三菱自動車 冬のボーナス水準 2割減へ - NHK NEWS WEB

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業績が低迷している三菱自動車工業は、コスト削減を進めるため、いったん妥結していた冬のボーナスの水準を、2割減らすことになりました。

三菱自動車は新型コロナウイルスの影響などで今年度1年間の業績が3600億円の最終赤字になる厳しい見通しを示しています。

関係者によりますと、会社側は業績の立て直し策の一環として、国内の従業員およそ1万3000人を対象に冬のボーナスを2割減らすことを労働組合側に提案し、合意しました。

三菱自動車ではことし春の労使交渉で冬のボーナスについて、例年より低い2.65か月分を支給することで合意していましたが、さらに2.05か月分に引き下げる形となりました。

労使がいったん合意したボーナスの水準を引き下げるのは、リコール隠しの問題で深刻な業績不振に陥った2004年以来となります。

三菱自動車では、来月中旬から国内でおよそ550人を対象に希望退職を募るなど、人件費の削減を進める方針です。

このほか新型コロナウイルスの影響を受けて、業績が悪化している全日空やオリエンタルランドなどでも冬のボーナスを大幅に減らす動きが相次いでいます。

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