アマゾン・ドット・コムはサイバーマンデーに合わせ、タブレット端末や人工知能(AI)スピーカーなどを大幅に値引きした
【ニューヨーク=白岩ひおな】米国のインターネット通販が大規模セールを実施した11月30日の「サイバーマンデー」で、売上高が前年比15%増の108億ドル(約1兆1300億円)に上った。新型コロナウイルスの感染拡大を背景に、米国の1日あたりの通販の売上高として過去最高を記録した。
米アドビが、通販を手がける上位100社の米小売企業のうち80社のウェブサイトの分析結果をもとにまとめた。最大で127億ドルと見積もっていた同社の当初予測は下回った。小売り各社が10月以降にセールを前倒しで実施したほか、在宅勤務などで日常的に通販の利用が増えたことで、サイバーマンデーの特殊性が薄れたとみられる。
サイバーマンデーのオンライン注文がピークを迎えた午後7時~11時の売り上げは27億ドルで、全体の25%を占めた。売り上げの37%はスマートフォンからの購入だった。通販で注文した商品を店頭で受け取るピックアップサービスの利用も人気で、前年から30%増えた。
新型コロナ下で迎えた今年の年末商戦は通販の好調ぶりが目立つ。11月26日の感謝祭のオンライン支出は前年比22%増の51億ドル、27日のブラックフライデーでの支出は22%増の90億ドルといずれも前年から2割増えた。一方、アドビは11~12月の年末商戦全体のオンライン販売予測を前年比30%増の1840億ドルに引き下げた。従来は1890億ドルと見込んでいた。
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