Pages

Saturday, December 26, 2020

「脱炭素社会」2050年実現へ 車の電動化は進むか? - NHK NEWS WEB

ikanberenangkali.blogspot.com
電気自動車やハイブリッド車などは、ガソリン車と比べて価格が高いのが現状ですが、大きな要因は電池の価格が高止まりしていることです。

IEA=国際エネルギー機関によりますと、電気自動車などに使われるリチウムイオン電池のコストは、年々下がっているものの、去年の時点で発電量1キロワットアワー当たりおよそ1万6200円となっています。

これをもとに国内の電気自動車の電池のコストを換算すると1台当たり50万円から100万円になります。

電動車の普及を進めていくためには、この電池のコストを下げていくことがカギとなります。

トヨタ自動車とパナソニックはリチウムイオン電池を共同で生産する新会社をことし設立し、自社だけでなくほかのメーカー向けにも販売する計画で、大量生産によって価格を引き下げたいとしています。

さらに、一度の充電で走れる距離が長くなり、充電時間も短くなると期待されている「全固体電池」と呼ばれる次世代の電池の開発も行われています。

トヨタ自動車はすでに小型の電気自動車を走らせるのに成功したほか、2年前に始まったNEDO=産業技術総合開発機構と自動車メーカーなどによる官民のプロジェクトでは、電池の製造コストをリチウムイオンの3分の1程度に、充電時間も3分の1にするという目標を掲げています。

現在、リチウムイオン電池の生産では中国メーカーの存在感が大きくなっていますが、価格の引き下げや次世代電池の開発で日本のメーカーが巻き返すことができるかも今後の焦点となります。

Let's block ads! (Why?)


からの記事と詳細 ( 「脱炭素社会」2050年実現へ 車の電動化は進むか? - NHK NEWS WEB )
https://ift.tt/38zKAfl
ビジネス

No comments:

Post a Comment