Pages

Wednesday, August 4, 2021

米株安や国内感染拡大が逆風(先読み株式相場) - 日本経済新聞

ikanberenangkali.blogspot.com

5日の東京株式市場で日経平均株価は続落か。前日の米株式市場でダウ工業株30種平均が下落した流れを受け、東京市場では売りが優勢となりそうだ。東京都の新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最多を更新したことも相場の重荷となる。日経平均は2万7450円程度まで下落する可能性がある。

4日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落し、前日比323ドル安の3万4792ドルで取引を終えた。民間の米雇用指標が市場予想を大幅に下回り、雇用回復の遅れが意識された。一方、米長期金利が低水準で推移したことなどからハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は上昇した。

日本時間5日早朝の大阪取引所の夜間取引で日経平均先物9月物は、前日の清算値より100円安い2万7490円で取引を終えた。この水準を意識して日経平均は下落して始まる公算が大きい。

朝方の売り一巡後は下げ渋る場面もありそうだ。前日の東京市場では節目の2万7500円を下回る場面で買いが入り、相場を下支えした。好決算を発表した銘柄には物色が向かうとみられる。

個別ではソニーGに注目だ。前日の取引終了後に2022年3月期(今期)の連結純利益(国際会計基準)が前期比32%減の7000億円になる見通しだと発表し、従来予想から400億円上方修正した。同じく今期の業績予想を上方修正したホンダの動向にも関心が集まる。

5日は国内主要企業の決算発表ラッシュが続く。川重日清食HD三井化学などが取引時間中に決算発表を予定している。取引終了後にはシャープ任天堂の発表が控える。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 米株安や国内感染拡大が逆風(先読み株式相場) - 日本経済新聞 )
https://ift.tt/3rVOBnF
ビジネス

No comments:

Post a Comment