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東京株式相場は反落。米ISM製造業景況指数が低下し、景気の改善ペースが鈍る懸念が強まった。鉄鋼などの素材株や銀行などの金融株が下落し、原油安から鉱業も安い。世界的にデルタ変異株が拡大する中、空運や陸運の株安も目立つ。半面、精密機器などハイテク株が高く、好決算を期待した個別銘柄などへの買いが相場を支えている。
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市場関係者の見方
三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジスト
- 米ISM製造業景況指数はやや頭打ちで勢いが鈍化し、景気の先行きに対する見方が慎重になった
- 新型コロナウイルスの感染拡大も懸念材料で重症者の状況を見つつ、感染者数の増加が少し落ち着かないと安心感にはつながらない
東洋証券の大塚竜太ストラテジスト
- 米株安の流れを引き継ぎ、世界の景気敏感株という位置付けの日本株には売り圧力が高まりそうだ
- 中長期的にみれば経済は正常化に向かっているが、世界的にデルタ変異株が拡大しているため経済指標に株価は敏感に反応するようになっている
- きょうは非鉄金属などの素材株や鉱業株などが売られやすい。一方、半導体関連や業績の期待できる個別銘柄への買いが相場を支えるだろう
東証33業種
下落率上位 | 空運、鉱業、石油・石炭製品、鉄鋼、銀行、その他金融 |
上昇率上位 | 精密機器、ガラス・土石製品 |
背景
からの記事と詳細 ( 日本株は反落、景気改善の鈍化を懸念-鉱業や金融に売り、半導体高い - ブルームバーグ )
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