NY株式2日(NY時間12:53)
ダウ平均 34664.07(+642.03 +1.89%)
ナスダック 15382.73(+128.68 +0.84%)
CME日経平均先物 27935(大証終比:+185 +0.66%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は大幅反発。前日までの2日間でダウ平均は1000ドル超下落したことで、きょうは値ごろ感の買い戻しが入っている模様。医薬品は軟調なものも見られるものの、総じて幅広いセクターに買い戻しが入っている。特に旅行レジャー関連や中小型株などパンデミックからの回復で恩恵を受け易い銘柄に買いが集まっているようだ。
オミクロン株については米国で2例目の感染が確認されているが、伝染力は強いものの、重症化にはなりにくいとの報告もあり、ひとまず市場も成り行きを見守っている状況のようだ。
市場は明日の米雇用統計に注目している。今週のパウエルFRB議長の議会証言はこれまで以上にタカ派に踏み込んだ印象を強め、株式市場もネガティブな反応を見せていた。明日の米雇用統計が議長の発言を裏付けるか注目される。
きょうはボーイング <BA> の上げがダウ平均をサポート。中国で約3年間飛行禁止となっていた737Maxの運航再開へのメドが出てきた。中国民用航空局がきょうウェブサイトで、737Maxの運航再開のために取る必要のある手順の指針を公表した。ボーイングの担当者は、「この通知は737Maxの中国での運航再開に向けた重要なマイルストーンを示している」と述べた。また、エンジンメーカーの仏サフランがきょう、ボーイングが2023年の737Maxの生産を月間50機に引き上げる準備をしていると述べていたことも買い材料視されているようだ。
アップル <AAPL> が下落。新機種のアイフォーン13の需要が鈍化しているとサプライヤーに伝えたとの報道が嫌気されている。アップルは既に部品不足を理由に今年のアイフォーン13の生産目標を引き下げたと伝えられているが、下方修正分については来年に増やすことで埋め合わせられると期待されていた。しかしアップルは現在、そうした注文は実現しない可能性があるとサプライヤーに伝えているという。
IT・ハイテク株への買いは一服しており、ナスダックは一時マイナスに転じる場面が見られていたものの、プラス圏に浮上している。
ボーイング <BA> 198.78(+10.59 +5.62%)
アップル <AAPL> 163.03(-1.74 -1.06%)
マイクロソフト <MS> 331.08(+1.00 +0.30%)
アマゾン <AM> 3456.17(+12.45 +0.36%)
アルファベットC <GOOG> 2876.11(+43.75 +1.54%)
テスラ <TSLA> 1088.99(-6.01 -0.55%)
メタ・プラットフォームズ <FB> 309.14(-1.46 -0.47%)
AMD <AMD> 150.83(+1.72 +1.15%)
エヌビディア <NVDA> 323.31(+8.96 +2.85%)
ツイッター <TWTR> 42.55(-0.27 -0.63%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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