大牟田市の小中学生が考案した学校給食のレシピコンテストの表彰式が行われ、優秀賞に選ばれた4品が学校給食や飲食店で実際に提供されることになりました。
大牟田市教育委員会が毎年開いているこのコンテストにはことし、およそ500品の応募があり、優秀賞に、特産の高菜漬けをパンにはさんだ「高菜コッペ」や大牟田産のえのきや枝豆を使った「野菜たっぷりとりつくね」などあわせて4品が選ばれました。
21日は、市の中学校給食センターで表彰式が行われ、優秀賞を受賞した小中学生4人に賞状が贈られました。
受賞したレシピは市内の料理店や寿司店で来週から期間限定で販売され、このうち、「高菜コッペ」は学校給食でも提供されるということです。
「野菜たっぷりとりつくね」を考案した中学1年生の陸宏輝さんは、「卵アレルギーなので、卵を使わず、つくねをおいしくするためにえのきを入れたのがポイントです。自分のレシピがお店で出るのはすごくうれしいです」と話していました。
また、このレシピを提供する料理店「あじかつ」の店主、工藤昌浩さんは、「中学生のレシピを見て、料理に正解はないということを学びました。従業員で食べてみましたが、とてもおいしいので、ぜひ一度、食べに来てください」と話していました。
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