日本向けのワクチンは、ドイツにある製造施設とベルギーにある製造施設で作られることになっていて、これまで2回合わせて最大で83万8000回分余りがベルギーの施設から日本に向けて出荷されました。
ファイザーは、アメリカでは今月はじめの時点で、1週間に400万回から500万回分のワクチンを供給していますが、この量を来月中頃までには1300万回分まで増やすとしています。
一方、世界各国への具体的な供給の見通しについては明らかにしていません。
23日に開かれたアメリカ議会下院の公聴会で、ファイザーの幹部は「ワクチンの切実な需要に応えるため、ことしの世界全体の生産量を当初の13億回分から、少なくとも20億回分に増やしている」と述べ、生産設備に投資して供給力を強化していると強調しています。
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