［東京 １１日 ロイター］ - １１日の東京株式市場で日経平均は大幅に下落し、前日から一時８００円超値を下げた。米株の主要３指数が前日にそろって下落したほか、新型コロナウイルスの変異株が広がっていることなどが嫌気された。
寄り付きから反落して始まった日経平均は、その後も下げ幅を拡大。３営業日ぶりに２万９０００円を割り込み、一時８００円超下落した。
市場では「米株安に加え、変異株の感染拡大が嫌気されている。ワクチン接種の進捗も世界でばらつき がみられ、経済状況も各国でまだら模様。投資家心理は悪化している」（国内証券）との声が聞かれた。
東証３３業種では、海運業、鉄鋼以外の３１業種が値下がり。非鉄金属、精密機器、電気機器、その他金融業、ガラス・土石製品などが値下がり率上位となっている。
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