三井住友銀行の初代頭取で、不良債権処理や金融再編の荒波を乗り越えて「最後のバンカー」と称された西川善文(にしかわ・よしふみ)氏が死去したことがわかった。82歳だった。
西川氏は奈良県出身。1961年に大阪大法学部を卒業し、住友銀行に入行した。97年には頭取に就任し、さくら銀行との合併交渉を陣頭指揮し、旧財閥の壁を越えた合併をまとめ上げた。
2001年4月に発足した三井住友銀行の頭取に就いた。巨額の不良債権処理に苦しんだが、銀行の健全化に力を尽くし、全国銀行協会の会長も務めた。
その後、小泉政権の郵政民営化の方針に従って、日本郵政の社長を務めた。
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