
今晩のNY市場は堅調持続か。昨日はゲームストップなどの個人投資家が買い上げた銘柄が大幅続落し、ヘッジファンドの換金売り懸念が後退したことや、議会共和党がバイデン米大統領の1.9兆ドルのコロナ対策法案に対する対案を提示し、追加経済対策への期待が高まったこと、コロナ新規感染者数が減少傾向にあることなどが好感され主要3指数がそろって続伸した。ナスダック総合の週初からの上昇率は4.15%高となり、終値での最高値まで0.17%に迫った。投資家の不安心理を示すVIX指数は先週27日の高値37.51ポイントから25.56ポイントに低下するなど、センチメントも大きく改善した。引け後には、予想を上回る増収増益決算を発表したアルファベットが時間外で7%超上昇した。今晩の取引でも市場混乱の収束や追加経済対策期待などに加え、アルファベットの大幅高も見込まれ、リスク選好ムードが続きそうだ。1月ADP民間部門雇用者数、1月ISM非製造業PMIなどの経済指標が良好な結果となれば、ナスダック総合やS&P500の最高値更新も期待できそうだ。
今晩の米経済指標は1月ADP民間部門雇用者数、1月ISM非製造業PMIのほか、MBA住宅ローン申請指数、EIA週間原油在庫など。カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、ブラード米セントルイス連銀総裁、ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁の講演も予定されている。企業決算は寄り前にバイオジェン、アッヴィ、引け後にクアルコム、イーベイなどが発表予定。(執筆:2月3日、14:00)
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