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Thursday, January 28, 2021

フェイスブック、10-12月期は大幅増収-今年は「かなりの不確実性」 - ブルームバーグ

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フェイスブックの昨年10-12月(第4四半期)の売上高は33%増加した。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)のさなかのオンラインショッピング増加でデジタル広告の需要が高まった。ただ、2021年については「かなりの不確実性」があると指摘。下期には同じようなペースの成長を維持できない可能性があるとの見通しを示した。

  27日の発表資料によると、10-12月期の売上高は281億ドル(約2兆9300億円)。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均は264億ドルだった。月間アクティブユーザー数は28億人と、平均予想の27億6000万人を上回った。コロナに伴う規制措置で集会や旅行ができなくなる中、携帯電話機を使いながら過ごす人が増えた。

  コロナのため対面でのやり取りがリスクを伴うため、友人や家族との連絡に人々はソーシャルメディアを頼っている。また、以前は顧客の呼び込みにインターネットを活用していなかった小規模事業者がフェイスブックやインスタグラム、ワッツアップを利用するようになっている。これら3サービスの利用者は合わせて33億人。

  フェイスブックはパンデミックの影響が薄れるにつれ、同様のペースでの成長の維持は難しくなるとの見通しを示した。また同社に対してはプライバシーや表現の自由などの問題で規制当局の監視や批判が厳しくなっている。

  フェイスブックの株価は時間外取引でほぼ変わらず。通常取引終値は3.5%安の272.14ドルだった。過去1年間では26%余り値上がりしている。

  10-12月期の純利益は112億ドル(1株当たり3.88ドル)。アナリスト予想は1株当たり3.22ドルだった。

原題: Facebook’s Sales Jump; Social Network Warns of ‘Uncertainty’ (1)(抜粋)

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