そこで今回は、さやえんどうの下処理方法やスナップエンドウとの違いのほか、さやえんどう・エンドウ豆使ったレシピ【7選】をご紹介。ぜひ参考にしてみてください。
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■さやえんどうの下処理方法
さやえんどうは筋を取ると口当たりが良くなるので、下処理を行いましょう。実が並んでいる側に太い筋、反対側に細い筋があります。ヘタを少し折って、そのままゆっくりと先端まで引っ張り、反対側は先端からヘタに向かって同様に引っ張りましょう。また、盛りつけの彩り、和え物、煮物などに使うときは“下茹で"が必要です。たっぷりのお湯に塩をひとつまみ加え、蓋をせずに1~2分ほど茹でましょう。茹で上がったら素早くザルに上げ、冷水にサッとさらし、水気を切ってください。冷水にさらすことで、色を鮮やかに仕上がります。
■さやえんどうとスナップエンドウの違い
「さやえんどう」と「スナップエンドウ」は、どちらも同じ「マメ科エンドウ属」の野菜です。収穫時期によって呼び名が変わります。「さやえんどう」はエンドウ豆を未熟なうちに収穫したものです。さやが薄くて柔らかく、ほのかな甘みがあり、煮物や汁物の彩りや、炒め物に向いています。そして、さやの中の実が膨らんでくると、「グリーンピース」となり、完全に成熟したものが「エンドウ豆」です。実が大きくてホクホクとした食感があり、ご飯や煮物に向いています。
また、「スナップエンドウ」は、実とさやの両方がほど良く成長したもので、グリーンピースを品種改良して誕生しました。「さやえんどう」よりも肉厚で甘みが強く、パリッとした食感があり、サラダや炒め物に向いています。「さやえんどう」と「スナップエンドウ」はそれぞれ異なる食感や味があるため、作る料理に適した方を選ぶといいでしょう。
■さやえんどうを使ったレシピ4選
・サヤエンドウのスープ
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新鮮なサヤつきのエンドウ豆を使った中華風スープです。卵白でフワッとした食感を出て、甘みのあるエンドウ豆と見事にマッチ。手軽にサッと作れて、春らしさを感じられますよ。具材はお好みでアレンジしてみてくださいね。
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サヤエンドウのスープ
エンドウ豆の緑色が鮮やかなスープです。卵白のふわっとした食感も楽しんで。
- 15分
- 91 Kcal
・鶏肉と緑野菜の中華炒め
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スナップエンドウ(さやえんどうでも可)とサヤインゲンに鶏むね肉を加えて、食べ応えのあるメニューに。オイスターソースなどを使った中華風の味つけで、ご飯が進みます。辛いのがお好きな方は豆板醤をプラスすると◎。
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鶏肉と緑野菜の中華炒め
鶏むね肉を使っているので、ヘルシーです。スナップエンドウとサヤインゲンの緑が鮮やかです。
- 20分
- 350 Kcal
・緑野菜のミモザサラダ
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春にぴったりなおしゃれなミモザ風サラダです。茹でたスナップエンドウ(さやえんどうでも可)とサヤインゲンをフレンチドレッシングで和えたら、その上に細かくしたゆで卵をたっぷりのせます。最後まで美味しく食べられて、食卓に華を添えてくれそうです。
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緑野菜のミモザサラダ
ゆでたスナップエンドウとサヤインゲンにゆで卵を散らした、彩りのきれいなサラダです。
- 10分
- 117 Kcal
・アメリカ風サーモンソテー
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さやえんどうをバターで炒めるだけで、簡単に副菜が完成。こちらのレシピにあるサーモンソテーのように、肉や魚の付け合わせに最適です。
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アメリカ風サーモンソテー
ポートランドの名産、サーモンを使ったシンプルなソテーです。アメリカ料理の定番、マッシュポテトを添え…
■エンドウ豆を使ったレシピ3選
・お豆たっぷりパスタ
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エンドウ豆、ソラ豆、サヤインゲンとお豆をふんだんに使い、色鮮やかで栄養満点です。ニンニクやアンチョビが効いたシンプルなオイルベースのパスタで、豆のホクホク感や甘みが楽しめます。仕上げに粉チーズをたっぷりかけてお召し上がりください。
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お豆たっぷりパスタ
エンドウ豆とソラ豆、サヤインゲンが入ったパスタです。
- 20分
- 587 Kcal
・ホタテ入り豆ご飯
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エンドウ豆をサッと茹でたら、炊飯器に材料を入れてスイッチを押すだけ! もち米のモチモチ感、エンドウ豆のホクホク感を同時に楽しめます。ホタテの水煮缶のつけ汁も使うため、ホタテの旨味もたっぷりです。
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ホタテ入り豆ご飯
サヤから出したての新鮮な生のエンドウ豆は何とも言えないおいしさ!
- 1時間
- 550 Kcal
・エンドウ豆の卵とじ
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ホクホクのエンドウ豆をニンジンや玉ネギと一緒に甘めの出汁で煮たら、ふわふわの卵でとじます。エンドウ豆の旨味がしっかりと感じられる、ホッとする味わいです。仕上げのチリメンジャコが小気味良いアクセントに!
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エンドウ豆の卵とじ
少し甘めの卵とじです。サヤから出したてのエンドウ豆は、やっぱりおいしい!と再確認できるはず。
- 15分
- 187 Kcal
早取りでさやごと食べられる「さやえんどう」、成熟した実「エンドウ豆」など、収穫時期によって風味が変わるのは面白いですよね。今回ご紹介したレシピを参考に、気になる豆料理に挑戦してみてくださいね。
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