Pages

Thursday, January 7, 2021

米国株、ダウ3日続伸し211ドル高 主要3指数が最高値 ハイテク株がけん引 - 日本経済新聞

ikanberenangkali.blogspot.com

【NQNニューヨーク=川内資子】7日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸し、前日比211ドル73セント(0.7%)高の3万1041ドル13セントと連日で過去最高値を更新した。民主党が大統領と上下両院の過半数を握る「ブルーウエーブ」が実現し、大型の追加経済対策が実施されるとの期待から買いが優勢となった。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反発し、前日比326.686ポイント(2.6%)高の1万3067.480と初の1万3000台で終えた。S&P500種株価指数は同55.65ポイント(1.5%)高の3803.79となり、主要3指数がそろって過去最高値を付けた。

7日発表の昨年12月のサプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数は57.2と、市場予想に反して前月(55.9)から上昇した。コロナ禍でサービス業の業績が悪化するとの懸念がやや和らいだのも投資家心理を上向けた。

相場のけん引役はハイテク株だ。前日には長期金利の上昇を嫌気した売りに押されたが、7日は追加経済対策などで米景気回復が勢いづけば収益機会が増えるとの期待が強まった。上院で民主党が過半数を制したとはいえ議席数は共和党と拮抗しており、民主党がもくろむ巨大ハイテク企業への規制強化は難しいとの見方が買いを促したとの声もあった。

スマートフォンのアップルとソフトウエアのマイクロソフトはともに約3%上昇し、エヌビディアなど半導体株も軒並み買われた。アナリストが目標株価を大幅に引き上げた電気自動車のテスラは8%高で終えた。

米債券市場で長期金利の上昇が続き、利ざや拡大を見込んだ金融株の買いも続いた。JPモルガン・チェースは3%高、ゴールドマン・サックスは2%高で終えた。一方、環境対策に積極的な民主党政権下で化学物質の規制が強化されるとの見方から、アナリストが投資判断を「売り」に引き下げた工業製品・事務用品のスリーエム(3M)は3%安。飲料のコカ・コーラなどディフェンシブ株もさえなかった。

Let's block ads! (Why?)


からの記事と詳細 ( 米国株、ダウ3日続伸し211ドル高 主要3指数が最高値 ハイテク株がけん引 - 日本経済新聞 )
https://ift.tt/3nlpXZH
ビジネス

No comments:

Post a Comment