茨城の海岸をカリフォルニアのような魅力あふれるビーチに――。そんな青写真を描いて地域の活性化に取り組む団体が5日、阿字ケ浦海水浴場(茨城県ひたちなか市)で飲食店などが立ち並ぶイベントを開いた。6日も午前10時から開く。
企画したのは、市内の旅館業者などの有志でつくる「イバフォルニア・プロジェクト」。茨城とカリフォルニアをあわせて「イバフォルニア」だ。
プロデューサーを務める小野瀬竜馬さん(35)は、29歳の時からオーストラリアの海岸で2年暮らした。朝からサーフィンをしたり、夜は夕日を眺めながらビールを楽しんだりするビーチの文化に「自由でのんびりして、ストレスなく暮らせる理想の毎日だ」と感動した。
生まれ育った同市に戻ると、待っていたのは海外のビーチと同じように魅力的な海岸線なのに、閑散とした阿字ケ浦の光景だった。「ここにも人が自然に集まるビーチを作りたい」。海岸近くで民宿を営む小池伸秋さん(42)らを巻き込んで活動を始めた。
イベントは2年ぶり2回目。飲食店や雑貨店など約50店舗が並び、マスク姿の来場客が地元グルメを味わい、買い物を楽しんだ。
小野瀬さんは「イベントだけでなく、阿字ケ浦と外の人をつなぐパイプ役になれれば。ストレスなく、自由な時間を過ごせるビーチ文化を根付かせたい」と白い歯をのぞかせた。(藤田大道)
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