アメリカ政府は15日、中国の通信機器大手、ファーウェイに対する半導体の供給をあらゆる面から止めるための規制を導入します。部品を納める日本企業も含め、影響が広がる可能性があります。
アメリカ商務省は、安全保障上の脅威に対応するためとして、15日から、アメリカの技術を活用してつくる半導体について、国外で製造されるものも含めてファーウェイへの供給を認めないようにする規制を導入します。
これまでも国内企業とファーウェイとの取り引きを制限してきましたが、アメリカ製の製造装置を使う台湾企業が半導体を供給するといった事例があったため、規制を強化してあらゆる面から供給を止めるねらいです。
ファーウェイはことし4月から6月までのスマートフォンの出荷台数が初めて世界首位になりましたが、半導体の調達が滞れば、スマホの生産に影響が及ぶと見られています。
また、スマホの部品を供給する日本の企業にも影響が広がる可能性があります。
トランプ大統領は、今月7日、中国との経済的なつながりを切り離すことを意味する「デカップリング」に言及し、「興味深いことばだ」と話すなど中国への強硬姿勢を強めていて、米中の対立が一段と深まっています。
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